

主な症状は腹痛、腹部不快感や下痢、便秘などの便通異常です。
主な症状は腹痛、腹部不快感や下痢、便秘などの便通異常です。
しょっちゅうおなかが痛くなり、下痢をする
【例】
・緊張すると、おなかが痛くなって下痢をする
・電車に乗ると、おなかが痛くなって、何度も途中下車してトイレにかけ込む
便秘が続き、排便の前におなかが苦しくなることが多い。
【例】
・何日も排便がなく、うさぎの糞のようなコロコロとした固い便しか出ない
下痢と便秘を交互にくり返す人もいます。
下痢や便秘などの症状が1か月以上続いていて、ほかに原因となる病気がない方は、過敏性腸症候群(IBS)の可能性が考えられます。
精神的な苦痛を和らげる方法も一緒に考えます。
心理的な原因を処理していくことがとても重要です。例えば子どもの頃、家庭が安全な場所でなく常に緊張状態が続いてシェルターのような場所がなかった場合、トラウマとまではいかなくとも、心の傷として残っているような体験がある場合に起こりやすい特徴があります。
また腹痛や下痢を何度か体験して行くうちに、満員電車に乗るのが怖いとか、電車に乗るだけで条件反射的に便意を催してしまうなどの症状が出てきます。その為、トラウマ処理技法に加え、自律訓練法、催眠なども時に有用です。